がん対策みなと2025inういケアみなと~ありのままに生きる~を開催しました(11/16)
♦ういケアみなと区民講演会「だれかの緩和ケア~大切なものは、いつもそこに~」
儀賀先生の語る「緩和ケア」は、だれの心にもすっと馴染む内容でした。会場のみなさんと完成させた歌詞を先生がギターで歌ってくださる場面もあり、ういケアみなとらしい講演会になりました。


<参加者の声>
- とても感動しました。自分でいられる人生を大切にしたいと思います。(匿名希望)
- 緩和ケアという言葉は聞いていましたが、本当の意味がよく理解できた気がします。こんなあたたかい支え、私のまわりでもあるのかしら?お話をお伺いし、ますます治療に前向きに頑張りたいと思いました。(匿名希望)
- あたたかい先生のお話に勇気をいただきました。1人ではないということを改めて思いました。たぶん、家族は私以上に苦しんでいたことに思い当たりました。自分の入院時のことを思い出しました。アイスクリームが食べたい切実な思いが伝わりました。私自身頑張ってきたけど、孤独感を感じ、どうしていいのかわからない時にこのイベントを知りました。(ミイママ様)
♦ういケアみなとコンサート「Ensemble Vechelが奏でる弦楽四重奏」
楽団のメンバーのほとんどがアマチュア演奏家というEnsemble Vechelのみなさん。だれでも知っている曲から、会場からのリクエスト曲にその場でこたえてくださるなど、みんなが笑顔になれる1時間でした。これからも仕事終わりに全力で音楽を楽しんでくださいね。


<参加者の声>
- 美しいあたたかい音色が全身にいきわたるよう。たくさん深呼吸しました。とても満たされました。ありがとう。(K様)
- がんの治療に勇気をもらえます。(HAKU様)
♦当日の交流スペースの様子
今年のテーマ「ありのままに生きる」は、ヨシタケシンスケ先生の著書『メメンとモリ』からインスピレーションをいただきました。緩和ケアがもつ色や音の多様性を、「私の好きなこと」という言葉にのせて、シンボルツリーに描きました。ツリーの前に立つと、ひとつひとつの言葉があたたかく、そっと寄り添ってくれるようでした。 スタッフや施設支援者がおすすめする本を展示した図書コーナーでは、訪れた方々が気になる一冊を手に取り、のんびりと“自分のペース”で過ごされていました。ソファに腰をおろし、窓の外を静かに眺めるひと時は、まるで深呼吸をするような落ち着きを運んでくれます。さらに、ハンドマッサージの心地よい温もりに身をゆだねたり、お薬に関するちょっとした相談をしたりと、会場全体が「ここにいていいんだ」と思えるようなやさしい空気に包まれていました。







