ういケアみなと 親子で学ぼう!「がんってなんだ?」を開催しました(7/27)
昨年に引き続き、小学4~6年生と保護者を対象に、がん教育イベントを開催しました。
前半は、「乳がんってなんだ?」というテーマで、虎の門病院 乳腺・内分泌外科の医師に講義をしていただきました。乳がんという病気、治療や抗がん剤の副作用について、手術の実際やがんの病理写真など、普段はなかなか見たり聞いたりできないおはなしを聞くことができました。
後半はおとなチームとこどもチームにわかれてワークを行いました。
こどもチームでは、抗がん剤の代表的な副作用である「末梢神経障害」を、身近な材料(緩衝材やサランラップ、靴下、軍手など)を使って体験しました。
人工芝を素手で触れ、素足で踏むことで生じる「チクチク」感、緩衝材+ラップ+靴下を履いた足で「むくみや違和感、感覚の乏しさ」を体験をした子どもたちからは、「ずっとこのままだとツライよ、走れない、踏ん張れないから転んじゃいそう」などの反応がありました。また、「身近にもしがん患者さんで困っている人がいたら何ができるだろう?」の問いかけには、「転ばないよう一緒にいる、家事を手伝ったり、危険な場所を教えてあげる」など、自分たちができることを一緒に考えてくれました。